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結婚式で重要視するものの1つが新婦のウェディングドレス。海外挙式の場合、どんなドレスにするべきか、持ち運びはどうするのか、レンタルをどこでするのかなど、検討すべきことが多くあります。でも一生に一度の結婚式、妥協せずお気に入りのウェディングドレスを身に着けたい!そこで今回は、海外挙式でウェディングドレスについて考えるべき点をいくつかご紹介しましょう。
ウェディングドレスは、海外・国内で特に違いはありません。定番の純白ドレスが一番人気です。しかし海外挙式の場合、挙式会場やロケーションによってドレスの素材やベールの長さ、靴などを考慮する必要がありそうです。
例えば南国のハワイやグアム、バリ島などは一年を通して温暖な気候のため、素材としては涼し気で軽やかなオーガンジーやレース、シフォンなどが人気です。ビーチ撮影を行う場合などは動きやすいデザインが良さそうですね。
ヨーロッパなど厳かな雰囲気の本格教会や古城での挙式なら、トレーンの長いドレスやレースが贅沢にあしらわれたエレガントでゴージャスなウェディングドレスが人気。バージンロードが長い場合、トレーンやベールが長いと美しく映えるでしょう。
またドレスの素材やデザイン以外に、購入して持ち込む場合にはまた別の注意点もでてきます。衣裳を持ち込む場合、機内持ち込みの手荷物としてウェディングドレスを専用のスーツケースなどに入れて運ぶのが一般的ですが、ケースに入れるためシワが残るといった不安がつきものです。現地に到着後、アイロンをかけたりして手入れは可能ですが、天然のシルク生地などデリケートな素材だと傷みやすかったり手入れの仕方に制約があったりするので注意が必要です。せっかくのお気に入りのドレスを最高のコンディションで身に着けるためにドレスを持ち込む場合は素材やお手入れの方法についても事前に確認しておきましょう。
ウェディングドレスを購入の場合、すでに説明した通り持ち運びと手入れの配慮も必要になりますが、海外挙式で納得できるドレスを着ることができるのは挙式の満足度を大いに高めてくれることでしょう。こうしたメリットとデメリットについて、ウェディングドレスの購入以外の方法と比較しながら整理してみましょう。
「一生に一度だから、自分だけのウェディングドレスを着たい」と思われる方も多いのではないでしょうか。レンタルドレスの場合と異なり、自分で購入すれば誰も着たことのない新品のウェディングドレスで晴れ舞台を迎えることができます。また体型にピッタリと合ったサイズのものを着ることができるため、シルエットがより美しいものとなります。さらには素材からデザインまですべてを自分好みにオーダーできるドレスであれば、妥協することなく理想のウェディングドレスを着ることができるでしょう。自分のドレスなので屋外などでも汚れを気にせず使えるという点もメリットです。
購入したウェディングドレスは挙式後も自分の手元に残り続けます。「ウェディングドレスが手元にあっても仕方がないのではないか」と思われる方もいらっしゃると思いますが、いくつかのメリットもあります。
例えば海外挙式の場合、帰国後にお披露目パーティーなどの席を設けることも多くあります。もし自分でウェディングドレスを購入していれば、お披露目パーティーでも同じドレスを身にまとい晴れ姿を披露することができるでしょう。もしこうした形式で2回以上ウェディングドレスを着る機会があるのであれば、その都度レンタルするよりも費用を安く抑えられる可能性があります。
また、ウェディングドレスの素材をベビードレスやおくるみなどのベビー小物を作るというのも縁起がいいとされ、手元に残った思い出のウェディングドレスを子供のためにリメイクする方もいらっしゃるようです。「かさばるし保存もしにくくじゃまになる」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、その後の使い方次第でメリットにもなりますね。
ウェディングドレスは決して安価な買い物とはなりません。ブランドや素材等によって購入価格には幅がありますが、高いものでは50~60万円程度のものもありレンタルよりも高額になります。レンタルの場合平均20~30万円程度でウェディングドレスを調達できることを考えると、「コストを抑えたい」「もっと他の要素にお金を使いたい」という方には向かないかもしれません。仮に1度しか着ないのであれば、レンタルで費用を抑えて別のオプション等により費用をかけてもいいかもしれないですね。
ウェディングドレスはとても管理が大変です。海外挙式の場合は現地までの持ち運び・運搬やシワの管理・手入れなど、管理上の注意や手間がかかります。そのため購入する場合はドレスの管理方法や運搬方法は事前に確認しておくとよいでしょう。
一方、海外挙式でウェディングドレスをレンタルする場合、日本国内で試着・選択をし、現地で同じものをレンタルするという形式のサービスがほとんどです。試着等の時間がかかる準備を日本で済ませておくことで、現地での滞在時間を有意義に使うこともできますね。もちろん現地でドレスを選ぶ方法もありますが、今回は日本でレンタルする方法について、購入する方法と比べたときに見えるメリットとデメリットをいくつかご紹介しましょう。
ウェディングドレスをレンタルすれば、持ち運びやその後の管理の手間がなくなります。購入時に求められたドレスの運搬の手間と現地での管理の手間も不要です。少ない荷物で現地に入り、挙式当日はレンタルのウェディングドレスを着て挙式後に返却。帰りもそのままの少ない荷物で帰国できます。お土産をたくさん買って帰りたい場合にはこのメリットはさらに大きくなるかもしれないですね。
すでに紹介した通り、ウェディングドレスは購入するよりもレンタルの方がリーズナブルな場合が多いため費用を抑えることができるでしょう。もし帰国後にお披露目パーティー等で複数回ウェディングドレスを着る可能性がある場合は、購入することも含めて検討してみましょう。
レンタルドレスは、購入した場合と異なり汚れや破損などに気をつける必要があります。ハワイなど開放的な雰囲気の中で気にせず使いたいという方にとっては少し気になる部分かもしれません。また、基本的は何度か着回したものになるのでクリーニングされているとは言え、新品ではないことはあらかじめ理解しておくことも大切です。
レンタルドレスの場合、原則挙式会場によって提携している衣裳サロンが決められているため、衣裳ブランドにこだわって衣裳を選ぶことができません。提携衣裳サロンの既製のレンタル衣裳から選ぶため仕立てやサイズ、細かな装飾などは基本的にはアレンジができないためドレスによりこだわりたい方は購入とあわせて検討した方がいいかもしれません。
海外挙式でのドレスの入手方法には購入とレンタルどちらにもメリット・デメリットが存在し、それぞれ重視する点が異なるため 「どちらの方がより良い」と決めることはできませんが、他の要素を踏まえつつ、トータル的に自分たちに合ったものをプラン内容で比較してみるのもポイントです。
アバンティ&オアシスでは挙式会場毎にさまざまなプランを用意しており、内容を比較しながらプラン選びが可能です。衣裳を持ち込みたい方におすすめの基本挙式(最もベーシックな会場費のみのプラン)、衣裳はレンタルだけど旅行はこだわりたい方向けなのがHISパッケージ(基本挙式にレンタル衣裳、ヘアセット&メイク、アルバムなどが含まれたプラン。旅行はお好きなパッケージツアーや航空券を組み合わせることが可能)、さらには旅行も挙式もはじめから全部セットになった簡単お手軽プランのハッピープランなど多数のプランがあるので、プランナーに相談しながらそれぞれのプランに含まれる衣裳の条件などを確認して決めるのもよいでしょう。
ウェディングドレスを選ぶ際には多様な選択肢があります。ドレスへのこだわり、帰国後のお披露目パーティーの有無やパッケージプランの活用などを考え合わせるとどの方法が最善なのかはケース・バイ・ケースです。思い描く挙式やパーティーなど一連のイメージを固めながら、自分の希望にあったウェディングドレスを見つけてください。